プロフィール
wakemi
わけ美:家族をつなぐ取次屋
大阪芸術大学放送学科卒業
大手広告会社等のヘルプデスク、マニュアルライター、研修講師歴15年以上
下町育ちの父の影響で「みんな誰かに支えられて生きている。迷惑をかけ合って当たり前。お隣さんに醤油を借りる気軽さで分け合えば楽になる」という感覚を持ち、おせっかい気質に育つ。
教育熱心で厳しい祖母の、昭和的な価値観に反立したことをきっかけに、他人の押し付けや常識に苦しまなくていい世界を叶えたいと望むようになる。
また、芸大へ進学して個性あふれる環境で過ごすうち、ちょっとの奇行やそっとの常識外れでも否定せず受け入れる価値観が定着した。
20代後半、親からの結婚を促すプレッシャーに耐えきれず、当てもなく上京。
YouTubeの結婚式動画を見漁り、真似でウェディング司会をして食いつなぐ。
複雑な事情を乗り越えて成婚した夫婦など、多様なご家族と関わった経験が私の家族観に影響を与えた。
2008年、偶然、広告会社のヘルプデスクの仕事を得る。実はこの時システムやITの知識はゼロだった。その後10年以上、ヘルプデスクや研修講師、マニュアルライターとして勤務。デジタルが苦手な人の気持ちに、根気強く寄り添う姿勢が好評を得る。
変わり者と呼ばれる人の話し相手や、少し難しい出来事の解決が得意なことから
「立てば猛獣使い 座れば変人担当 歩く姿は爆弾処理班」と呼ばれる。
数万件の問い合わせに対応するうち、ヘルプデスクの仕事は「異なる価値観の仲立ちをすることが求められている」と気付き、価値観を受け入れ合う【つながり】を築くことを生業にしたいと思うようになった。
2024年1月、家族がお互いの価値観を受け入れて、暖かくつながるための「意図電話」というコミュニケーション代行をスタートさせる。