スマホ手帖のお受取
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- 5分たってもメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダへ振り分けられているか、間違ったアドレスを入力された可能性があります。
- スマホ手帖は利益の保証や損失の補填を行うものではなく、効果には個人差があります。
- 今後、続編を制作した時などにメールでご連絡を差し上げる可能性があります。
親のスマホサポート
こんなことで
イライラしていませんか?
何度も同じことを聞かれる。説明書を読んでくれない。
ややこしいことは人任せ。覚える気がなさそう。
あれこれ質問するくせに、説明を聞くときはなぜか上の空。
「年寄りには無理、もういい!」と逆ギレするの、理解できない。
ガラケーに苦戦していた母が
スマホのトラブルを
Google検索して解決できるように。
ITサポートのプロが親に渡したもの
「どうやって親にスマホを覚えさせたの?」
「親からのスマホSOSを減らす方法はない?」
ヘルプデスク歴15年の私、わけ美は
こんなことをしょっちゅう聞かれます。
私の母は70代。
インターネットのスキルは
シニアの平均か、むしろ低い人です。
にも関わらず、最近は
スマホ操作で分からないことがあると
Google検索で解決したり、
自分で判断して
携帯ショップへ行ってくれたりします。
私に相談する時も
スクリーンショットをつけて
何が起きているか?
なるべく正確に伝えてくれるので、
イライラしないで
冷静に対応できるようになり、
言い争いになることが減りました。
「もともと何かのスキルが
あったんじゃない?」
そう思われるかもしれません。
TVの録画予約くらいはできる人でした。
毎日、大好きな韓流ドラマのハシゴをしています。
でも、50年近く専業主婦をしていて
仕事でパソコンを使ったこともなければ
スマホ教室に通ったこともありません。
以前は、ガラケーでの
メール送信にすら苦戦していました。
Androidのスマホに変えてからも
母はまったく操作を覚えられませんでした。
というか、初めから
やり方を覚えるつもりがなく、
やってもらうつもりで頼るスタンス。
アプリのインストール方法や
パスワードの入れ方を何度説明しても
「知らない、できない」
を繰り返して不機嫌になるし、
シニア向けの言葉に言い換えて
分かってもらおうと必死で説明しても
心ここにあらずで面倒そうなので
腹立たしいったらありませんでした。
私「この前教えた通りにアプリを入れてみて」
母「アプリってなに?」
私「はあ?なに言ってんの!?」
それまで何度も何度も
アプリとはどういうものか教えていたので
私はこのセリフを聞いて限界になりました。
私「もう知らない!
携帯ショップで聞いてきたら?」
高齢だから覚えられなくて当たり前。
ややこしいことは全部やってくれ。
そんな、母の開き直った態度に
イライラ、モヤモヤして
普段は仲の良い親子なのに
スマホのことになると口論になってしまう。
そんな私たち親子が
なぜ、スマホの操作を教える時に
喧嘩しなくなったか
ガラケーに苦戦していた母が
なぜ、スマホの疑問やトラブルを
自分で解決できる人になったかというと、、、
私がオリジナルの「スマホ手帖」を作り、
「スマホのことで私に相談する時は、
電話してくる前にこれを見てね」
と手渡したことがきっかけだったんです。
親の「スマホがおかしくなった!」は
アプリや本体の再起動で
解決してしまうことも多いから
基礎のキソだけは
自分でできる状態へ導いてあげよう。
シニアや初心者が
市販の教本では
覚える気にならない理由
私はこの6年ほど
デジタルが苦手な夫、実の両親、義母に
スマホの使い方を教えてきました。
世の中には、シニア向けの教本がたくさんあります。
どれも初心者に優しく、分かりやすくできていて
本当に素晴らしい内容なのに
私の家族は誰も、それらの教本で
操作を覚えようとはしてくれませんでした。
理由は2つありました。
①情報量が多すぎる
本の分厚さにひるむ、というのもありますが
操作マニュアル というもの自体を
見慣れていないシニアは
教本を
「なんかゴチャゴチャしてるわぁ」
と感じるようなのです。
鮮やかな写真と、文字の解説が乱立していて
どこから読んでいけば良いか?混乱するのですね。
②読み替えができない
当たり前ですが、教本の中の画面写真と
自分のスマホの画面は、全く同じではありません。
シニアはこの時点でつまづいてしまいます。
自分のスマホに置き換えながら読み、操作に活かす
というのは至難の業なのです。
この2点に気付いてから、私は
「情報は小出しに」
「文章だけで表現して簡素に」
「自分の言葉でメモを取ってもらう」
これらを心がけて、両親や義母に
スマホを教えるようになりました。
私が作る「スマホ手帖」には
画面写真がほとんどありません。
こんな操作マニュアル見たことない
と言われます。
親にスマホを
覚えてもらうコツ
「どうせやってもらえるから、
自分は何もしなくていいや」
と思われてしまうと非常に困りますよね。
「頼ってばかりいられない」と気付き、
「できるようになりたい」と思ってもらうためには
・息子や娘に電話してる余裕なんてない時もあるよ
・自分で動く姿勢を見せてくれると、助けがいがあるよ
・もしもの時の相談先を決めておこうよ
という子ども世代の思い(意図)を
親世代へ伝える必要があります。
この意図を伝える時のツールとして
ぜひ、スマホ手帖を使っていただきたいのです。
例えば、これはスマホ手帖に出てくる解説の一部ですが、、、
- 電源の切り方
スマホを水に落とした時など、急いで電源を切らなければならない場面もあります。 - アプリの終了
「アプリが普段と違う画面になったから仕切り直したい」という時にやってみると、元に戻ることもあります。 - もし、詐欺に遭ったかもと思ったら
個人情報等を入力した後に詐欺かもしれないと気づいた時は、消費者ホットライン(188)へ相談を。
このように、親世代の気付きを促す言葉を使い、
「できるようになりたいかも」へ導くことを心がけています。
スマホ手帖を親御さんと一緒に見ながら
「災害時に連絡が取れなくなったら困ると思うから」
など、しっかり危険性を伝えてみると良いかもしれません。
<サンプル> クリックで拡大されます。
スマホ手帖のお受取
この【スマホ手帖】は今まで
私が自分の家族のために
完全オーダーメイドで作っていたものでしたが
多くのシニア世代に
「子どもを頼る前にまずは自分で動く」
習慣をつけてもらいたいと思い、
今回はじめて<初歩編>を公開することにしました。
Android・iPhone どちらにも対応しています。
家族に対して
伝わらないストレスを感じている子世代の
心の平穏や貴重な時間…つまり
大切な自分のテリトリーを守りながら、
親子が優しく繋がり合うためのきっかけになったら嬉しいです。
著者プロフィール
対話代行「意図電話」主宰
家族をつなぐ取次屋
わけ美
大阪芸術大学放送学科卒業
大手広告会社等のヘルプデスク、マニュアルライター、研修講師歴15年以上。
下町育ちの父の影響で「みんな誰かに支えられて生きている。迷惑をかけ合って当たり前。お隣さんに醤油を借りる気軽さで分け合えば楽になる」という感覚を持ち、おせっかい気質に育つ。
教育熱心で厳しい祖母の、昭和的な価値観に反立したことをきっかけに、他人の押し付けや常識に苦しまなくていい世界を叶えたいと望むようになる。
また、芸大へ進学して個性あふれる環境で過ごすうち、ちょっとの奇行やそっとの常識外れでも否定せず受け入れる価値観が定着した。
20代後半、親からの結婚を促すプレッシャーに耐えきれず、当てもなく上京。YouTubeの結婚式動画の見よう見まねでウェディング司会をして食いつなぐ。
複雑な事情を乗り越えて成婚した夫婦など、多様なご家族と関わった経験から、常識に捉われない家族観を持つことになる。
2008年、偶然、広告会社のヘルプデスクの仕事を得る。実はこの時システムやITの知識はゼロだった。
その後10年以上、ヘルプデスクや研修講師、マニュアルライターとして勤務。デジタルが苦手な人の気持ちに、根気強く寄り添う姿勢が好評を得る。
変わり者と呼ばれる人の話し相手や、少し難しい出来事の解決が得意なことから「立てば猛獣使い 座れば変人担当 歩く姿は爆弾処理班」と呼ばれる。
数万件の問い合わせに対応するうち、ヘルプデスクの仕事は「異なる価値観の仲立ちをすることが求められている」と気付き、価値観を受け入れ合う【つながり】を築くことを生業にしたいと思うようになった。
2024年1月、家族がお互いの価値観を受け入れて、暖かく繋がるための「意図電話」というコミュニケーション代行をスタートさせる。
伝えていきたい思い
世間や常識から感じる
凝り固まった【圧】にへこたれず
自分をのびのび伸ばして、生き進めばいい。
価値観を一瞬で変えるのは難しいかもしれない。
けれど、認め合うための「つながり」を築けば
ゆるやかに受け入れ合い、つながりを深めていける。
悩んだり、寂しくなった時は
支え合って当たり前。
迷惑のかけ合い。助け合い。おかげさまの世界。
みんな誰かの支えで生きているんだから。
ちょっと頼ったことが
相手を生かすことがある。
ちょっと言ってみたことが
誰かの一生を照らすこともある。
お隣さんに醤油を借りるくらいの気軽さで
分け合えば楽になる。
お互いの見ている景色を分かち合い
愛おしみ合おう。
あるがままを
「おたがいさま」と笑って暮らせるような
伝統を宿した新しい時代を、未来へつなごう。
スマホ手帖のお受取
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